理念とテーマ
PHILOSOPHY AND THEME
子どもたちの身の回りには、新鮮な感動をともなって発見してほしいものがいっぱい。
自分の手による驚きと感動に満ちた発見、さまざまな魅力に満ちた遊びの発見、遊びや体験の中での友だちの発見、さまざまな発見の中でひとまわり大きくなっていく自分自身の発見などなど。
こうした発見によって心や体の中に蓄えられたものを大切にして子どもたち自らの創造的な活動が展開していくことを願っています。
富山県こどもみらい館は「集いながら学ぶ」「遊びながら学ぶ」「学びながら集う」拠点として、時間をかけて富山の新しい子ども文化の創造を目指します。
子どもを取り巻く環境は刻々と変化し、身近にあった空き地や野原も減って、子どもたちが自発的に集う場所が少なくなってきました。 「こどもみらい館」は、子どもたちの新しい「たまり場」づくりを提案します。
子どもたちにとって遊びは、楽しみながら今まで知らなかったものや自分の環境になれ親しんでいく過程です。 「こどもみらい館」は、子どもに固有の「遊び」の意味を考えながら、心の中で育つ創造力と、友だちとの間で育つ人間関係づくりを大切にしています。
現代は、生活に必要な経験を子どもに伝える機会が乏しくなってきています。 「こどもみらい館」は、子どもたちが持っている好奇心を大切にしながら、生活技術やさまざまな経験を子どもたちの手にもう一度取り戻すように努めます。
子どもたちの身の回りには、
新鮮な感動を伴って
発見して欲しいものがいっぱい
自分の手による驚きと
感動に満ちた発見
さまざまな魅力に
満ちた遊びの発見
遊びや体験の中での
友だちの発見
さまざまな発見の中で
ひとまわり大きくなっていく
自分自身の発見
こうした発見によって、心や体の中に蓄えられたものを大切にして、
子どもたち自らの創造的な活動が展開していくことを願っています。
こどもみらい館の
キャラクター
CHARACTER
こどもみらい館のシンボルキャラクターとして“ハニーくんとニハちゃん”をつくりました。この2人のコンビは、日本の伝統的なキャラクター像としての埴輪をイメージしました。埴輪は古代のシンボルとされていますが、この“ハニーくんとニハちゃん”は、古代から次代、さらに未来へつなぐ富山のこどもたちの夢がふくらむキャラクターです。どうか、2人を可愛がってください。
藤子不二雄Ⓐ先生より
設置目的
PURPOSE
01
子どもたちの健全な育成を図るため、良好な遊び場と機会を提供する。
02
市町村の児童館や児童育成団体とのネットワークづくりの拠点となるとともに、地域の事業を支援する。
施設概要
FACILITY
- 施設名
- 富山県こどもみらい館
- 所在地
- 〒939-0311
富山県射水市黒河 県民公園太閤山ランド内
- 電話番号
- 0766-56-9000
- FAX番号
- 0766-56-7722
- 代表者
- 館長 坂本 雅則
- 開館年月日
- 平成4年7月7日(第1回ジャパンエキスポ富山’92の開催年)
- 職員数
- 16名
- 運営方法
- 富山県が設置し、公益財団法人富山県民福祉公園が指定管理者として管理
- 施設の特徴
-
- 【設計者:仙田満氏(東京工業大学名誉教授)】
- 総合的・開放的な児童の活動の場としてつくられている。
- 建築全体が巨大な遊具としてつくられている。
- 建築全体が巨大な舞台としてつくられている。
- 自然環境と調和した建築としてつくられている。
- 遊環構造を具体化した建築としてつくられている